私たちの生活に切っても切り離せない水ですが、体内では非常に重要な役割を果たしてくれています。
身体の中にある水分は、老廃物を血液中に溶かした上で運んでくれます。
その老廃物は血液に溶けている状態のまま腎臓に運ばれ、尿という形になり体外に排出されるのです。
また、水分を摂取する事によって、細胞活動を維持したり、体温を調節してくれたりするのです。
人間の体温が37度前後に推移するのは、水の温度は変化しづらい事に関係しています。
■ 水を摂取と身体への影響
当たり前の様に飲む水ですが、身体に対して様々な効能が現れています。
身体の中に溜まった老廃物を汗や尿といった形で体外に排出する効果があります。
また、水分を摂取する事によって消化器官が活性化してくれるため、血液等の流れが良くなります。
ほかにも、二日酔いなどの時にも水は活躍してくれています。
血液の中の原因となる物質を希釈する事により、排尿によって排出を促してくれる効果があるのです。
他にも様々な効果がありますが、水はそれだけ身体には欠かせないものといえるのです。
■ 味覚に関係する水
甘い、塩辛い、酸っぱいなどの人間の味覚に対して、水は関係しています。
同じ味の食べ物や味の恋食べ物を食べ続けていると飽きが来てしまう事もあれば、濃い味を食べ続けている事によって味覚が鈍ってしまうのです。
そういった際に水を一度飲めば、味覚がリセットされるために、本来の味覚を取り戻せます。
水を飲む事で味覚の神経があらゆる味に対して敏感に反応出来る様になるともいえます。
水があってこそ、食生活において美味しい味を楽しむ事が出来ているともいえるのです。
■ 体のほとんどが水分
良く耳にする事として、人間の体のほとんどが水で出来ているという事がいわれます。
実際にこれは正しい事で、成人男性で言う所の、体全体の約6割が水分の割合で占めています。
その内訳として、約3分の2が細胞内での水分、その他が細胞外液であったり血液であったりといった部分に水分があります。
水分は人間の生命活動には必ず必要な成分となりますので、毎日の水分補給はまず欠かせない事と言えます。
人間は老廃物を発汗や尿などで体外に排出する仕組みがありますが、体外に排出しているのに対して水分補給が間に合っていないと、身体の至る所で機能障害が起こりかねないのです。
毎日、当たり前の様に水を飲んでいる事でしょうが、実は身体を正常に動かす為にはとても大切なことだったのです。