赤ちゃんの調乳用に良い水と言えば「粉ミルクの成分を壊してしまわない」という条件が一番。
離乳食に使用する水もそうですが、せっかくの栄養を損なってしまうような水を使うのは居たたまれません。
硬度が低い水や沸騰させて殺菌した水、不純物が取り除かれているピュアウォーターなど調乳に最適な水として様々なメーカーから色んな水が販売されていますね。
結局はどの水が一番良いのか?
比較してみましょう。
1.調乳に水道水を使用するのは危険?
水道水は栄養成分を全く含んでいません。
塩素やカルキ臭が含まれていて沸騰させることでそれを取り除くことが出来ます。
沸騰だけでは悪い成分を取り除くことができないというデメリットがあるので調乳に使用するには危険だという声も。
水道水を使用してしまったというご経験者の声によくあるのが「下痢」や「体調不良」の声です。赤ちゃんの様子が変わった、下痢になったなどの声が多いのでもし症状が現れたら水道水について今一度考えるべきです。
予め沸騰させた水道水を湯冷ましとして冷やして時間が経ったもの、についても様々な意見があります。
沸騰させたのに意味がない、雑菌が湧いているなど気にしだすとキリがないので赤ちゃんの様子を手探りで見ておくしか危険性を確かめる方法はありません。
2.ウォーターサーバーって便利?
ウォーターサーバーに多いのはRO水と呼ばれる非常に小さい穴のあるフィルターを使用して不純物を取り除いている水です。
ほぼ不純物を取り除いているので安心できる水として有名ですが、本来水に含まれるミネラル成分も除去しています。
サーバーによって使用しているRO水は違いますし天然水を起用しているところも多くありますが、メーカーによって不純物を取り除いた水に加えてミネラル成分を足しているところもあります。
3.ミネラルウォーターを買うべき?
メーカーによってミネラルウォーターに含まれる成分は様々ですが、含まれているミネラル成分によって内臓がまだしっかり発達していない赤ちゃんにとっては危険なものも。
例えば、ミネラルウォーターは2つの種類にわかれていますが、軟水なら赤ちゃんにも大丈夫だと言われています。
軟水でもマグネシウムが含まれる商品があるので、内臓機能に負担がかかる為含まれるミネラル成分に注意が必要です。
ミネラル成分は本来のミルクの栄養を損なってしまう可能性があります。
出来るだけ調乳用に何度も使うのは避けておきたいですね。
■ まとめ
我が家にある湯沸かし器はもう10年もの。
新しいものを買うことも無く家族が使っていたものを譲り受け使用しています。
トラブルは起こったことがありませんし定期的なメンテナンスもしていますが正直問題があるんじゃないかと気にすることはあります。
我が家では直接の水道水や硬水のミネラルウォーターを与えたことはありませんが赤ちゃんの体調を急激に変化させるような水は調乳に使用したくはありませんね。
より赤ちゃんにとって安全で良い水を探すより最低限危険性のない水を与えたいものです。